2010年8月アーカイブ

マーケティングis.jp のリニューアルを見て思ったこと。

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む。

マーケティングis.jp がリニューアルされちょる。

marketingisjp_100825.jpg

マーケターのひとはもちろん、「マーケティングって統計とかアンケートとかやるやつでしょ」って思ってるような会社の偉い人とか営業部門のひととか読むといいと思うよ(どうでもいいけど、そういう人ってまだまだいっぱいるよな)
すごい勉強になる記事いっぱいだから。




「コミュニティマネージャー養成講座」なんて実現したら、すごく良さそう。
ただのツイッター担当とか、社員ブログを書く人向けの始め方セミナーとかではなく、こういうのが必要なんだと思うんだよね、うん。

企画準備室とかあるみたいだから、支援したり参加したりするといいと思うよ(←お前は手伝わないのかよw)







ところで、マーケティングis.jpのコンテンツに、講演・顧問などのご相談ってページがありましてね。


マーケティングis.jpの編集長・河野はフリーランスのコミュニケーションデザイナーとして、企業のウェブマーケティング戦略や、ソーシャルメディアを活用したコミュニケーション戦略に関する講演やコンサルティングを本業としております。

このメディア「マーケティングis.jp」を維持・継続していくためにも河野自身がきちんと「食える」ことは重要ですし(中略)それによってマーケティングis.jpの運営をより安定的なものにしたいと考えています。



こういう活動を自分の仕事に還元し、( ただ自分のメシの種にしてるってわけではなく ) 仕事が得られたら利益を(マーケティングis.jpに)還元しますと宣言しているわけですよ。

これを書かなくても河野さんなら十分シゴトありそうだけれど、こういった「姿勢の表明」が上手いなあ、と。

今回のリューアルについての記事でもマネタイズに触れていますが、収益構造を明らかにした上で「利益が得られたら還元します」と自分の姿勢を表明していること自体が河野さんのコミュニケーションデザイン/マーケティングであり、誠実な商売のやり方なのだな、と感心するのでありますよ。


記事じゃなく、河野さんの姿勢とか見る方が勉強になるじゃねーかとwww(ぉぃ)


最近、河野さんと食事する機会があったんで、こういったことを色々と話したんたですけどね、そしたら、やっぱり河野さんが顧問先へ提案する企画とか方針も、お金としての利益とビジネスモデルが相互受益になるように循環するようものが多いっぽいんだよね(直接的にそういう言い方はしてなかったけど、話を聞いた僕はそう感じました)

それはwin-winとか表面的で安っぽいものではなくて、エコシステムとか、そんな感じの大きい流れにそった循環システムに近い印象だな(こんな書き方でわかるかな^^;)





あ、お約束として書いておくけど、この記事はペイパーポストとかではないw



Eコマース座談会

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告知の通り、クラシコム社長の青木さんからのお誘い&デジカル社長の香月さんのご協力により、Eコマースについての座談会に出演してきました。

gdgdなところも多かったから、UST配信した番組をご覧いただいた方は、いまいち消化不良だったと思います(すみません)

割と良い話もあったと思うのですが、ちゃんと整理しておかないと消化不良のままになってしまいそうなので、話したこと・聞いたことををフジイなりの再整理しておきますです。

20100820_123458.jpg





ECは行き詰っているのか?


北欧のオサレでシャレオツな雑貨を販売するクラシコムはASPを使った独自ドメインでのECと楽天への出店を平行している企業だそうです。

青木社長によると、ECに対して(漠然とした)行き詰まりを感じているとのこと。

昔からある通信販売の時代と変わらず、健康食品とか冷凍カニとかみたいな、目の前の売上を出したい事業者が手をだす商材が未だに幅をきかせているらしい。

青木さんの感覚では、小規模EC事業者は、広告費を大量に投下すれば売上になるような商材で、広告と値下げ勝負だけの世界になっている気がしている。
(冷凍カニの広告は核爆弾とか言うらしいw)

顧客とのコミュニケーションを大切にしたり、ビジネスを育てるという点でいうような流れにはなっていないとのこと。



それに対して河野さんは、そんなにECに大きな問題や限界は感じていないとのこと。

もちろん100%満足はしていないけれど、それはECに限った話じゃなく、何だって100%満足なんてないというのと同じ。
『注文したら物が届く』という自動販売機的なものとしては今のECは(100%でないにしろ)ある程度、お客様のニーズには応えているのでは?・・・と、河野さん。









今後の動向:モール出店から「出品」へ


僕(フジイ)としては、河野さんの顧客視点の意見に同意しつつ、最近の動向から行き詰まり感を感じるという青木さんの事業者視点にも共感する感じです。


僕が、今後の流れとして注目しているのは「AMAZONのモール化」です。

最近のAMAZON(co.jpの方ね)はマーチャント(出品者)を探すことに注力しています。AMAZONの中で出品するだけではなく、倉庫や物流などもAMAZONに委託することができます。

出店企業に物流サービスを提供することについては楽天も対抗してきているものの、楽天とAMAZONには大きな違いがあります。


AMAZONのブランドを使える」ということです。


楽天で出店した場合、多くの購入者は出店している『○○商店』の名前やショップページ・商品ページの雰囲気を見て「ここで書いたいか」を検討します。

しかし、AMAZONは1商品1ページであり、それに出品者がぶらさがるという構造なので、AMAZONに「出品」することはできても「出店」することはできないようになっています(出店者のページも持てるけど、それは出店とはいえないと思う)

(余談ですが、上記のようなシステムだから、商品マスタは最初に登録した出品者のものがベースに使われるんですよね。そのため数十万点の商品マスタを持っているような大手事業者をとりこむ「商品マスタ狩り」を絶賛開催中だったりします。この話はリクエストがあれば、よりちゃんと書きます)









近未来を想像:「出品」の流れが強まる


さらに近未来的を想像します(予測じゃないから外れたらゴメン)

SEOの牽引によって、ページ内のどの部分が品名・品番・価格を示しているかなどをタグ付けするような流れが強まって、ショップページを訪れなくても検索結果に商品が表示されるようになるのは有りそうだなーと思っています。

Google Commerce Searchの一般開放というわけですね。
(いまは通常検索結果には反映しません)

ちなみにGoogle不動産もこの流れに近いものを感じています。


そして、その後は検索結果から直接Google Chckout(Google提供の決済サービス)で購入できるようになる、と。
これは特商法などクリアすべきハードルがありますが、技術的にはすでに可能になっているわけですよね。


極端にいえば、「どの店で買うのか」を選択しなくて良くなり、買い手はGoogleから、Amazonから購入する(実際は違うけど)感覚を持つような流れになっていくのではないかと。









「商品」があれば「お店」は要らない子なの?


Googleが実際にこういう動きをするかどうかはともかく、AMAZONを起点にした「出店」から「出品」への流れは、止まらないのではないかと考えています。


これはEC事業者にとっては恐ろしいことです。

お客様が「商品」だけを見て、「店」を見ないとしたら、価格と到着日数以外では何も差別化することはできなくなってしまう。

(いまでも価格コムがありますが、店を完全に見なくなるようなシステムではなく、どちらかというと価格を中心に「店を比較する」システムであると言えますから、この流れとは違うと思っています)


もちろん、安く販売しているところを探しまわらなくても安く買えるようになるのは素晴らしいことだと思います。

しかし、この流れが加速すると薄利でも耐えられる小規模販売者だけしか生き残ることができなくなり、利益を「より良いサービス」のために再投資したいと思っても、それをすることが適わなくなっていくのではないでしょうか。

お客様が安価を求めるとは当然のことですが、再投資やサービス維持とのバランスは、崩れていってしまうのか・・・


(この話に対して、河野さんから『さらに言うと、薄利で耐えられる小規模販売者だけになったところを、AMAZONが自社仕入れに切りえて総取りすることができる』という恐ろしい指摘も。あくまで「それもできる」ってだけの話ですけどね)









ECに"買い物の楽しさ"は不要なのか?


青木さんの感じるEC事業者としての行き詰まり感っていうのは、こういった「お店」の価値が薄まっていっていること、事業者として「できること」が狭くなっていっている感じのことを言っておられるのだと思います。

「ドンキホーテ」に対して好き嫌いはあると思いますが、好きな人は、売っているモノよりも「お店」に価値を感じているのではないかと思います。

雑貨屋さんが好きな人は、雑貨屋巡りという「行為」に楽しみをもっていたりします。

僕と青木さんの共通認識として、理想のECを語るときに「お店の価値」や「買い物という行為の楽しさ」は、なくてはならないものだというものがあります。

買い物をするお客様にとっては「安心できるところから、安いものがすぐ届く」が一番のサービスでしょうから、売り手側の視点はあることは理解しています。

ただ、販売側が利益の再投資をしてサービスを育てるようなことをしなくなる世界をお客様が望んでいるとも思えません。。。









ヒントは「買い物する楽しみ」とかそこらへん?


最初に書いた河野さんの言葉「何だって100%満足なんてない」という真実からすれば「安いものが早く届くだけ」に不満を感じる人たちもいるわけで、その不満足を埋めるECやビジネスモデルを構築していくのが良いのかもしれません。

もちろん事業者の規模やステージによって「出店から出品へ」の流れに乗っちゃうのもアリでしょうし、その流れは止まらないと思っています。
乗っかった先には何があるのかなあ・・・って話はありますけど。



僕としては「同じ本を買うなら、そこらへんの本屋よりもヴィレッジバンガードで買うとなんか"良い買い物"をした気分になる」とか、そういう、魅力のある『お店づくり』が必要なんだと思うんですよね。


たとえばブックオフオンラインの「オトナ買い」とか「中古の本が指定した価格になったらメールが届く」なんていう機能には、ただ便利とかいうんじゃなく、『ブックオフらしい』とか独自性を感じることができると思うので、そういった方向性に『お店を作るように』ECも進んでいければいいなあというのが(この時点での)僕の結論です。
(あ、これ機能やシステムの話ではないですからね)



・・・と、いう風に総括しようと思ったら河野さんがこんなツイートをしていた。
こんな長々書いたのに、ひとことでマトメられちゃったよw

流石です・・・

いいお店はネットもリアルも関係なく、顧客の心をわしづかみ しちゃうと思う。みんなでそんなお店を増やしたいね。 http://ustre.am/:BPxLless than a minute ago






ホスピタリティとか、商材とか粗利とか、色々な質問もあったんだけど、長くなったから割愛させていただきます。
そのうち書くかも(←書く書く詐欺w)




おまけ:

いやー、まあ、なんつーか。
「徹子の部屋」みたいな感じの立派なセットまで用意してもらっちゃって、音声さん、ADさんまでいる配信スタジオにビビりまくって、ちゃんと喋れませんでしたよ・・・orz











8月19日 Eコマースについて喋ります(USTあり)

| コメント(0) | トラックバック(0)   8月19日 Eコマースについて喋ります(USTあり)

当日だけど、折角だから告知しちゃうぜ。


8月19日の19時から、Eコマースについて座談会をやります。



テーマ: Eコマースの理想を実務者視点で

日時: 8月19日 19:00~(60~90分程度)

場所: 新宿 (株式会社デジカル 会議室)

USTREAM配信はクラシコムTVにて




直前の告知ですが、聴きに来たいという方はクラシコム社長の青木さん(@kohei_a)へ@で連絡するとオーディエンスとしてデジカルさんの会場に入れるみたいですよ。

もちろんUSTREAMでの配信もやりますので、行かないけど、話は聴きたいよーんって方はこちらにて




座談会で話すのは、この3人。

クラシコム社長の青木さん(@kohei_a)

smashmedia河野さん (@smashmedia) 

■平凡な意見しかもっていない凡人代表の僕、フジイユウジ(@fujii_yuji



・・・。 うん、なんてゆうか。

すごくタメになる話が聴けそうなメンバーですね、僕以外



「なんで、お前が混ざってんだよ」って石を投げられそうな感じがしますが、、、、

もともとはZERO BASEさんがやっている「近未来EC研究会」というのに(都合つかなくて)参加できなかった僕と青木さんがTwitterでクダまいていたら、河野さんが「そんなにECの話したけりゃフジイくんと青木さんで話せばいいじゃん」みたいなことを言ってくださったわけですよ



みんなECに関ってきている人だから(僕は専業じゃないけどね)、そんなメンツで話すのは楽しそうだし、勉強になりそうねって思ってたら、「オーディエンスもいれて、USTREAMで生放送もしちゃおう」ってことになりました。昨日くらいに。


これは仰々しい感じになってきたと思っていたら、さらにデジカル社長の香月さんが、会場やUST配信についてご協力を申し出ていただいたりして、機材や音声のクオリティがどうとかいう話に・・・すごいちゃんとしていて、あきらかに僕は場違いぽいんじゃないかとか思っていたら、河野さんが、こんなツイートをしてくださって、背筋がシャキーンっと。


そんなに気合入れなくてもいいし、がっつりじゃなくてもいいんだけど、ノープランでグダグダな映像を垂れ流すのは失礼だなってだけです。内輪受けのUstは痛々しいから。メンツ的に何話しても無価値じゃないと思うので余計にね。less than a minute ago



わー、流石すぎる。河野さんのこういう姿勢、痺れるなー。

気負うと変なことしちゃうから自然体でいくけど、聴いてくださる方に失礼ないようにやるぜッて気になりますたよ。




で、Eコマースの理想系だっけ?

えー、そんなこと考えたこともないなあwww(←聴いてくださる方に一番失礼だろw)

やばいなー、しゃべること考えないと、変なこと言っちゃうよ、きっとw
ああ、もう日付かわった。今日だwww

ま、まぁ僕がしどろもどろでも、すごい人が2人もいるから平気かなwww


いちおう、商材・価格・利益・物流費・広告・システムとかから、時間が許す範囲で、現実と理想を語るはずなんですよ、多分。
その中で、また顧客との対話とか、ホスピタリティとか、ECサイトがWebメディアをもつこととか、そこらへんまで話が広がるんじゃないかなあと予想しております。

座談会なわけだし、流れによってはぜんぜん違う話するかもしれないけど。


ってわけで、折角の機会なのでご興味があったり時間があったりしたら、見にくるかUST見てくださいませませー。










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フジイユウジ(1976年生まれ、横浜在住)が書いております。
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